ブータン旅行における注意事項 1 (入国・ホテル・両替)
ブータン旅行で注意していただきたい事(入国、ホテル、通貨、チップ、両替など)について、詳しくご説明しております。
入国
入国の際は、「出入国カード」、「パスポート」、「ビザ発給証明書」の提示を求められますので、係員の指示に従って下さい。
出入国カードは、入国の部分が切り離され、税関申告書と出国カード部分は返されます。これらは出国の際にも必要になりますので、出国時までお持ちください。
ブータンへの空路
ブータンの国営航空会社ドゥク・エア(Druk Air)は、バンコク・デリー・コルカタ・カトマンズからペソへ運行しています。最新のエアバスA319機では、世界でも指折りの壮大な空の旅を楽しむことができます。 とくに見所は、カトマンズからブータンにかけてで、世界で5番目に高い山のうち4つの山を越えていきます。 天気が良ければ、乗客はエベレスト・ローチェ・マカルー・カンチェンジュンガの素晴らしい眺めを堪能できます。4,000メートル級の山々に囲まれたブータンの西側に位置するペソ渓谷への着陸の瞬間は必見です。 最新のドゥク・エアのフライトスケジュールは、www.drukair.com.bt で入手できます。 フライトはビザを手配する旅行会社を通して予約をします。ブータンへの陸路
旅行者は、ブータンの南西に位置する町、プンツォリン(Phuentsholing)から入国できます。プンツォリンは、インドナショナルエアポート(Indian national airport)の東側約170kmに位置し、そこからプンツォリンまでの山旅は、信じられないくらいの美しさです。道は、北部のインド紅茶のプランテーションからはじまり、終わりのないターン・細いカーブ・岸壁へ大胆にカーブする道を通過して、チュカ(Chukha)経由でティンプー(Thimphu)へと到達します。175kmの所要時間は6時間以上です。空路と陸路の組み合わせも可能ですが、陸路のみの場合はインドのビザが必要となります。現地ガイド
現地ガイドが到着日空港でお出迎えし、最終日の空港までお世話致します。
観光地でのご案内も致しますので、安心して旅行を楽しんでいただけます。
ホテル
民家泊からリーズナブルなホテル、高級リゾートまで宿泊の選択肢は幅広くあります。ホテルの多くはシンプルですが清潔です。 観光政策がとられてまだ10数年しかたっておらず、ホテルの設備等もご満足いただける状況には、まだいたっておりません。シャワーのないホテルもございます。 ホテルにはスリッパはもちろんシャンプー、髭剃り、歯ブラシ、石鹸等備わっておりません。 タオルも念のためご持参下さい。 自動湯沸かし器やシャワーなどの設備は完備されていますが、バスタブがなかったり、お湯が出なくなってしまったりする場合がございます。
通貨
ブータンの通貨単位はヌルタム(Nu:Ngultrum)、もしくはニュルタムと発音されています。インドルピーとブータンヌルタムが等価(1Nu=1Rs)のため、現地の人はルピーと言う場合もあります。補助通貨はチュトラム(Ch)で、1Nuが100Chですが、現在は使用されていません。紙幣は1、5、10、20、50、100、500、1000Nuの8種類があります。
ブータンの空港や銀行、ホテルで日本円から両替が可能です。お土産店など米ドルは使えて日本円は使えないということがありますが、日本円だけを持って行ってもそれほど不便ではありません。
クレジットカードについて
ビザ・アメリカンエクスプレス・JCBといったクレジットカードは、大きなホテルやティンプー・パロ・ プンツォリンといった大きな町のお店で使えます。
チップについて
最近ではチップが習慣化されてきています。 あくまでチップは個人の気持ちですが、快いサービスを受けた場合にはお支払ください。 ガイドやドライバーへのチップの相場は、ガイドへ1日15~25ドル、ドライバーへは7~15ドル程度です。
両替について
日本でブータンの通貨に両替はできません。 ブータン国内での両替となります。パロ空港内やティンプー、パロ市内の銀行で両替が出来き、レートにほとんど差はありません。地方や3つ星クラスのホテルでは十分なお金を用意しておらず、両替が出来ない場合がありますので、お気を付け下さい。また、外貨に再両替の際は米ドルになりますので、小まめに両替をし、ヌルタムは使い切るようにしましょう。また外貨に再両替の際は米ドルになりますので、小まめに両替えをし、ヌルタムは使い切るようにしましょう。再両替の際には両替した時の両替証明書が必要です。
トラベラーズチェック(T/C)について
トラベラーズチェック(T/C)が使えるお店は一部しかありません。 銀行でトラベラーズチェックの換金ができます。ただし、日本円のトラベラーズチェックは通りが悪いので、アメリカン・エキスプレス、ビザ、シティバングなどのアメリカドルのトラベラーズチェックのほうがいいでしょう。